製作-スタジオ27 マクラーレンMP4/22 #1 メッキシルバーテスト

先日MP4/20を完成させたので、放置していたマクラーレンMP4/22を作っていきます。
ここ最近マクラーレンばっかり作ってますね。(プラスしてフルスクラッチのマクラーレン車種を開発中)
ご存知の通りこの車種は、WESTカラーから一新して、マクラーレンシルバーというモデラー泣かせのメッキ調シルバーが採用されたマシンです。
ちなみに実車の塗装はさぞ手間がかかっていると思いきや、塗装工程の短縮に一役買っているそうです。

模型で再現となると「平滑な下地を作る」と「クリア塗装でメッキの粒子を動かさない」というのがすごく厄介です。
前者は気合と根性でどうにかなりますが、後者は皆さん苦労されているようです。

今回は下準備としてクレオスのメッキシルバーNEXTとガイアのプレミアムクロームシルバーでテストしてみようと思います。
ちなみに以前メッキシルバーNEXTで塗装したGT-Rはこちら。

Aoshima_Liberty_Walk_R35_GT-R

ラッカーブラック→メッキシルバーNEXT→アクリジョン→ウレタンクリアで塗装したものです。
NEXTを厚めに塗ってシルバー寄りにしていますが、これ以上は狙いたいです。

 

では、テストです。
ベースとして2液のブラックで塗装後、オーブンで乾燥→表面をバフレックス黒で研磨→ラプロス6000研磨→ハード2で磨いた物とセラミックコンパウンドで磨いた物を用意しました。
ハード2仕上げもセラミックコンパウンド仕上げも、表面の傷具合は大差無いですが、光沢はセラミックコンパウンドの方が上ですね。(写真では分からないくらいです。)

で、どちらもセラミックコンパウンド仕上げのベースに、0.3mmエアブラシでセオリー通り薄く塗装しました。
左:メッキシルバーNEXT
シルバーの染まりはNEXTの方が早いです。写真の通り明らかにシルバー寄りに仕上がりました。
右:プレミアムクロームシルバー
NEXTより多めに重ねましたが、下地の黒をけっこう反映しています。メッキ感はこの時点では、ガイアの勝ちです。

 

クレオス メッキシルバーNEXTの映り込み。奥のほうが若干ぼやけている。

ガイア プレミアムクロームシルバーの映り込み。奥までしっかり写り込んでいる。

 

左:プレミアムクロームシルバー
右:メッキシルバーNEXT
脱線しますが、マスキング耐性テストもやってみました。3Mのマスキングテープを貼り付けて。

左:プレミアムクロームシルバー
右:メッキシルバーNEXT
ベリッと思い切り剥がします。結果はNEXTの方が耐性はある感じです。
とはいえ、どちらも痕に残るので、クリアコート無しだと触らないのが無難です。
クリアコート無しでデカール貼りなんてまず無理だと思います。


左から
ハード2仕上げ+ガイア プレミアムクロームシルバー
セラミックコンパウンド仕上げ+ガイア プレミアムクロームシルバー
ハード2仕上げ+メッキシルバーNEXT
セラミックコンパウンド仕上げ+メッキシルバーNEXT

問題のメッキ塗装後のクリア塗装ですが、実績のあるクレオスのアクリジョンを塗装しました。
精製水で7:3くらいに薄めたものを砂吹き
→7:4で薄めたものを若干ウェットになるように吹き付け
→デカール貼り付け
→ガイアラッカークリアで砂吹き
→ウレタンクリアで塗装
したのが上の画像です。
どちらも大差無いですが、メッキ感はわずかにガイアのプレミアムクロームシルバーが勝っているなという印象です。
どちらも明らかに普通のシルバーでは無い仕上がりにはなります。
下地ブラックの仕上げはハード2とセラミックコンパウンドで違いが分かりませんでした。

↑ガイア プレミアムクロームシルバーの映り込み。

↑メッキシルバーNEXTの映り込み。

分かったこと。
下地のブラックの仕上げはハード2で十分。
下地ブラックはウレタンでもラッカーでも問題なし。
ボディの最終仕上げの研ぎ出しで問題になるレベルの研磨傷は、メッキ調塗装後では分からなくなる。
アクリジョンを薄めるのは7:4くらいが限界。
アクリジョン塗装後、一気にただのシルバーになるが、上塗りクリアでピカピカにすればある程度メッキ感は復活する。
メッキ感はガイア プレミアムクロームシルバーの勝ち

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