ブレーキディスクの製作。
旋削加工されたローターの外周にエッチングを貼り付けるのですが、接着だと綺麗にくっつけるのは難しいです。
細い針金で固定した上で接合部にハンダを流し込めば強固に接着剤のはみ出しを気にせず固定できます。
ローターはアルミっぽいので熱で溶ける心配は無さそうです。
ラジエーターの追加工作。
フィンがエッチングで再現されていたので、初めての試みとしてラジエーターをくり抜いて反対側が透けて見えるように加工してみました。
リアジャッキステイは指示通りの組み方だと100%しくじる自信があるので、先にハンダで接合しておきました。
ついでにエッチングの貼り合わせ部分の段差を埋めてフラットにしておきました。
この部品の造形自体はキットと大差ないので、タミヤのものを加工した方が楽かもしれません。
シリンダーヘッドカバーの製作。
順番を考えて組まないと組み立て不能に陥ります。
細かいことですが、熱収縮チューブとコードの段差を処理しておくとチューブの厚みが感じられなくなってGoodです。
組み立て第一段階が完了。
エンジンマウントボルトを自作したくらいでほぼ説明書通りです。
モノコックのカーボンモールドは除去して自作ヘアラインデカールを貼り付けてクリアコート。
今回の色味は光の当たり方によって暗くなったり茶色くなったりして、納得の行く色味になったと思います。
軽く磨きだしてからフラットコート。若干あら目に寄せたものを調合して吹き付けました。
フラットクリアは3分、5分、8分艶のベースを作っておいてから都度調合していますが、ドンピシャのツヤ具合に合わせるのは難しいです。
1/12スケールで特に厄介なのがこの手のニップルの製作です。
キットのレジン製の物はぱっと見良さげでもいざ塗ってみると荒が目立ちます。自作した六角ニップルに洋白線通して真鍮パイプを組み合わせて製作。
O2センサー配線部分の製作。
キットのレジン部品ではなく、より高精度な自作コネクターに変更。
配線は特注で取り寄せた0.3mm極細ケーブルを使用。
欲しい方は連絡ください。
エキパイは溶接ビート風のモールドを追加。
O2センサーの銀色部分はアルミ削り出しでディテールアップ。
焼けは綺麗目にしてみました。
ボディの塗装。普通のホワイトとクレオスの蛍光レッドです。
プロポーションとカウルオープン二台セットとはよく分かっておられる。
この手の精密フルディテールモデルはこれが正解だと思います。
デカールはミューコレを使用。
かなり薄めなデカールなので今回はラッカークリア仕上げでいこうと思います。
ラッカークリア仕上げは5年ぶりくらいです。
とりあえず800~1200くらいで段差取って二回目クリアに備えます。