TOTO氏の超絶フルスクラッチ 1/12 フェラーリF2000。
ご本人は他から流用してるから”ほぼ”と謙遜していましたが、もうフルスクラッチでいいと思います。
経年劣化を考慮してボディ含めほぼ全ての部品をレジンで置き換えているそうです。
技術ももちろんですが、各部の造形がマッシブかつ有機的なのが刺さりました。
ほぼ手作業での造形とのことですが、これで3Dをマスターしたらもっと凄いのが産まれるんだろうなあ。
恐らく見える部分は全て手が入っているであろうパガーニゾンダ。
実車の豪華絢爛でメカがぎっしり詰まっている雰囲気が出ていて素晴らしかったです。
上村氏の1/20 プラッツMP4/2。
一度お会いしたいと思っていたので、今回お話出来たのが一番の収穫ですね。
全体的に最低限の塗装で薄く塗られているなという印象で、佇まいが抜群に良かったです。
デカールはニス部分のみ除去して、あえて貼りっぱなしで仕上げているとのこと。
社外リベットの選定や各部の質感、取捨選択の仕方等センスの塊で流石でした。
今度はヨンサンが見たい!
個人的にファンの川原氏のタイレル。
川原氏のタイレルP34は写真で見る作風通りシャープで実車の持つ軽い素材で作られてる雰囲気が見事に出ていました。
濃いブルーの方は雅氏の作品。こちらも恐らくほぼ全てに手が入っていて精密に作られていました。
同じマシンでも作者によって解釈の違いが作品に反映されるのが模型の楽しみですね。
長野氏のYZF-R1M。ディスプレイの仕方がかっこいいです。
トップスタジオのパーツを組み込み、木川氏の3Dプリントエンジンをディスプレイしていました。
これ以上組み込む部品が無いくらいに手が入っています。これでカウルも閉まるそうです!
マフラーの焼け塗装が素晴らしいと思ったのですが、ご自身で印刷されたデカールで再現されたとのことで驚きました。
丁寧に作られていました。塗装も説得力があって素晴らしかったです。
エンジンの再現度がすごかったです。アナログで作ってるのが信じられないレベルです。