製作 1/12 Mercedes C11 MFH #1

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モデルファクトリーヒロ 1/12 Mercedes C11の製作を始めました。
名車マツダ787Bと共にルマンに挑戦し、マツダ、ジャガーに次ぐ5位に入る活躍を見せたマシンです。
正直なところ787Bやジャガーの影に隠れがちですが、シルバー一色のボディにシンプルなマーキング、尖ったノーズが当にシルバーアロウと言ったシルエットでカッコいい一台です。
正直787Bより見た目は好きです。

モノコック構造のキットにありがちな問題点ですが、キットの指示通り組むと合わせ目が目立ったり、かといって一体化してしまうと塗装や組み立てに難があったりします。

C11も見ての通り上下で分割されており、何も考えなければ組みやすいですが、この手のキットを組まれる方にとっては納得できないでしょう。

文句を言いながら問題点を潰していくのがこの手のキットの楽しさです。

さらに鉛筆の斜線部分に補強リブが付いているのですが、実車では後付のボルト止めな上に全く形状が違います。というかキットは完全に簡易再現で妥協されています。

ここも3Dプリンタで部品を追加します。

分割されているモノコックボディ上下を組むとこんな感じです。

部品の合いは良好です。

このまま接着して合わせ目消しをしても塗装が出来ません。

床面を完全に削り去りました。
これでモノコックボディを接着後に塗装できるようになりました。

3Dポイントした部品を取り付けてみました。

一番目立つと言っても過言ではない部品のひとつなので、ここはなんとかしてもらいたかった。

問題が解決したのでどんどん接着します。

特に難しいことはないですね。

接着強度が欲しい部分で見えなければレジンを充填したりして対応しています。

型枠の隙間が少しでもあるとお漏らしして大惨事になるので注意が必要です。

説明書を見ていると更に問題が浮かび上がってきました。

インパネとバルクヘッドが一体整形されているのですが、この方法だとボディを被せると隙間が目立ってしまいます。
この複雑な境界をバチピタで仕上げるのは無理なので、インパネとバルクヘッドを分割してボディ側に接着することにしました。

分割しました。思いの外塊が大きく大変苦労しました。

ダッシュボード部分は整えるのも面倒なので、プラバンで上から被せて再現することとします。

バルクヘッドはこのように接着。これはこれでモノコックとの境目が出ますが、こっちの方が目立たないと思います。
また、ボディの補強材としても機能するので一石二鳥です。

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