製作 1/12 BENTLEY SPEED8 2003 #1

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1/12スケールにも慣れてきた+素材やパーツのライブラリ、機械類も充実してきたので今の技術を試す意味でもこのマシンに再挑戦しようと思います。
個人的に最も好きなマシンベスト5に入る車でもあります。

そして恐らく世に出ているキットの中でも最も厄介な形状をしたマシンだと思います。
ネットで見る限りまともに組めてる人はまだ見かけていません。

問題点1
モノコックが上下二分割な事。まあこれを一体で抜けってのも無理でしょう。
一体化せず分割のまま組むという選択肢はあり得ないですが、かといって先に組んでも後が厄介です。

接着する前にカーボンデカール用の型紙を取っておきます。
この時にカーボンの目も書き込んでおくと後々楽になります。

床に相当する部分は切り取って後で嵌めることが出来るように加工しときます。

出来る限りずれが生じないように接着。
接着後パテでスムージングする部分は予めフェザーエッジを意識して面取りを施しておきます。

このキットの最大の問題点はアンダーパネルがペラペラで、両サイドのフェンダー等の重みに耐えられない点だと思います。
基準が曖昧だとチリ合わせにも支障をきたします。
そこで今回もアンダーパネルは真鍮板で作り変えます。0.8mmを選択しました。
なんだかアンダーパネル作り変えも定番の工作になってきました。

データはスキャンした写真をトレースして作図後、実測値から補正して製作しました。
セットさえすれば1時間くらい放っとけば出来上がります

これメーカー側でレーザー加工したのを付けてくれれば良いんですけどね。
型取りの手間も無いし、そこまでコストかからないと思うんですけど。

出来上がりました。
シンナーをぶっかけて両面テープをふやかせば簡単に外れます。

 

脱着を何度も繰り返す事になるので、ネジ部分は真鍮製のヘリサートを埋め込んでおきました。

簡単に付けられる上に確実で耐久性も高いのでオススメです。

タイヤハウスの隔壁部分の厚みが気になります。
2.2mmくらいあるでしょうか。薄々攻撃をしても目立ちそうです。

0.8mmの真鍮板を切り出しました。
これでもけっこう分厚いのですが、あまり薄くしても後々厄介なため強度と見た目のバランスを考えこの厚みにしました。

予定通りぴったりです。

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