本日のタイレル003はロールバー関連、シート周りを製作します。
フロントロールバーは2.0mm真鍮線で製作しました。
が、太すぎたので後から1.2mmで作り直しました。
ロールバーのパイプ切り口部分は結構目立つので、真鍮パイプを組み合わせて作り直しました。
こんな形状のロールバーをすべてを作り直す気力は無いので、メイン部分はキット部品を整形して使用します。
非常に厄介なことにシートはゴム製で歪んでいて合わない上に、このままでは一切の塗装が出来ません。子供の頃なら嬉しいパーツだったと思います。
手間はかかりますが、レジンで複製することにしました。
樹脂が流れやすくなるよう粘土で厚みを稼ぎます。
幸いなことに裏側は全く見えなくなります。
この程度の部品にはもったいないので、シリコンゴムは可能な限り再利用。
気泡が入ろうがある程度形が出ればいいので、とにかく適当に手早く作ります。
型から抜くとこんな感じです。
1つ作れたら良いので気泡が出来ても無問題。常圧注型です。
うまく嵌まりました。
カウルは限界まで薄く削ってからラッカーパテを筆で叩くように塗ってFRPのテクスチャを付けてみました。
正直配線が収まるか心配です。
インダクションボックスの合わせ目はエポパテで消しました。